日時

2016年2月3日(水)10:30~15:30

場所

ルポールみずほ

講師

第I部
特定非営利活動法人多文化共生センター大阪 代表理事 田村太郎氏

第II部
公益財団法人仙台観光国際協会 国際化事業部国際化推進課企画係 堀野正浩氏

参加人数

33名

チラシ・配布資料等

研修会チラシ

レポート

第I部では、阪神・淡路大震災と東日本大震災の比較や常総水害における外国人被災者についての事実や訪日外国人が困ったことなど、さらに、日本語の情報をそのまま翻訳しても伝わらないという具体的事例を多数紹介していただきました。
在住外国人の半数は永住者であり「外国人はいつか帰る人」という認識は間違っており、外国人は地域づくりの担い手であることを、広く地域の人々に知っていただく必要があるので、「とにかく、コミュニケーションを!」と語られました。
第II部においては、東日本大震災前の取り組みと震災後の取り組みについて、町内会との連携に至った経緯や大学との協働事業を紹介されました。そして、東日本大震災で被災した地域住民の経験をもとに仙台観光国際協会が制作した「多文化防災ワークショップ」を体験し、身近で実際に起こりそうな事例かつ外国人とのトラブルを実感しました。外国人はトラブルを招き面倒な存在なのではなく、トラブルを誘発しているのは日本人の自分たちなのだということをこのワークショップでのコミュニケーションから理解出来ました。

多文化共生まちづくり

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