日時

2023年11月4日(土)

10:00~16:00

場所

秋田県社会福祉会館 本館A棟「第3会議室」及びオンライン(Zoom、YouTube)

講師

国際教養大学 専門職大学院 
グローバル・コミュニケーション実践研究科 日本語教育実践領域 
准教授 堀内仁氏(午前の部)

国際教養大学 日本語プログラム 
講師 宮淑氏、町田絵美氏(午後の部)

チラシ

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レポート

 

2020年からスタートした「日本語学習支援者養成講座」を今年度も開催しました。

この講座は、地域において在住外国人の日本語習得と日本文化・習慣の理解を支援する人材を育成するため、日本語教育の基礎的な知識や指導技術を身に付けてもらうことを目的としています。

今年度は、昨年に続きご要望のあった「初級文法基礎」(3日間)と、学習者からの需要が高まりつつあるオンライン指導を初めて取り上げた「オンライン指導基礎」(2日間)の2種類の講座を実施しました。

このうち「初級文法基礎」では、1日目、2日目に、地域でよく使用されている「みんなの日本語」の「初級Ⅱ」を教材に日本語教育文法の基礎知識を学び、グループワークを通して活動案を考えるとともに、3日目に当教材を使用した秋田市日本語教室の見学と支援者交流会を行いました。

1日目(11月4日)の講座では、「初級Ⅱ」に含まれる文法項目の中から意思形(第31課)、命令・禁止形(第33課)、条件形(第35課)を取り上げました。

午前の部では、堀内仁先生をメイン講師に、文型の作り方や意味・用法などの文法知識を指導上のポイントも含めて分かりやすく教えていただき、どのような「導入」を行えば、その授業で扱う文型を分かりやすく提示し、学習者の理解・関心を促すことができるか、受講者同士で話し合いながら考えました。

午後の部では、宮先生をメイン講師に、文型導入・基本練習・会話活動という一般的な授業の流れを具体例や効果的に行うための留意点をまじえて教えていただいた後、グループに分かれて割り当てられた文型の活動案を考え、全体発表を行いました。発表では、その文型を使って何ができるようになることを目指すのか(Can-do)、そのためにどんな導入や会話活動を行うのか、多様な活動案が出揃い、町田先生の司会進行により受講者が気づいた点を述べ合うとともに、先生方から良かった点や改善するためのアドバイスなどのフィードバックがありました。

午前の部、午後の部ともに受講者同士の話し合いが多く組み込まれたことにより、新たな気づきや刺激が得られたとともに、講師の先生方から豊富な実践経験に基づくアドバイスを受けることができ、充実した講座となりました。