日時

2019年7月25日(木)13:00~16:00

場所

秋田県庁第2庁舎 8階 大会議室

講師

弘前大学 人文社会科学部教授 佐藤和之氏

参加人数

110名

チラシ・配布資料等

多文化共生セミナー ~「やさしい日本語」、使ってみませんか?~ チラシ

レポート

外国人材受入れの拡大などにより、秋田県で暮らす外国人の方や海外からの観光客が増えている中、災害時などに役に立つコミュニケーションツールとして「やさしい日本語」が注目を浴びています。このセミナーでは多文化共生社会の推進の一環として、「やさしい日本語」の発案者である弘前大学の佐藤先生をお招きして、その概要や作り方のコツなどを学びました。

 会場には、行政窓口担当者をはじめ、消防や警察、学校関係者、一般の方々など、多文化共生に関心をお持ちのたくさんの方においでいただきました。災害時、とくに発災直後には「やさしい日本語」を使うことで、外国人だけでなく高齢者や子どもにもスムーズに情報を伝えられること、また支援物資や給水の情報など災害時の情報は更新が早く、多言語に翻訳していると間に合わないという実態などから「やさしい日本語」の有用性を学びました。また、多くの方にとって、日頃から「やさしい日本語」を使うことで、多言語にこだわらず外国人とコミュニケーションをとることができるという気付きを得られたセミナーになりました。