日時
2018年10月19日(金)
場所
国際教養大学 D棟102教室
講師
日本女子大学 教授 清水 睦美 氏
主催
国際教養大学専門職大学院日本語教育実践領域
チラシ
レポート
ハーフと呼ばれる子どもたちをはじめ、日本にもたくさんの外国につながりのある子どもたちが暮らしています。日本人と日本語だけで構成される家庭に育った子どもたちとは違い、外国につながりを持つ子どもたちが日本語を習得し、日本の文化に溶け込んでいくことには様々な弊害があります。「読む・書く・聞く・話す」という4技能を当たり前のように習得することの難しさや、学校から出される「おたより」を読んで、連絡事項を正しく理解する難しさなどについて、当事者によりそい、支援を続けてこられた講師の清水先生ならではの視点でお話いただきました。外国につながりを持つことをハンディキャップとしてではなく、自分の個性、更には強みとして生かしていけるような社会を、私たち一人一人が作っていかなければならないと改めて気づかされる講演会でした。