【参加報告】宮城県多文化共生市町村等研修「外国人等相談窓口研修会 2月9日(木)

日時

2017年2月9日(木)13:00~16:00

場所

宮城県自治会館 205会議室

講師一條玲香 氏(東北大学大学院教育学研究科・臨床心理士)

主催宮城県(経済商工観光部国際経済・交流課)

レポート

宮城県に住む外国籍住民の数は年々増加しており、最近の調査では18,000人を超えました。在留資格の緩和や、技能実習制度の変化により、彼らを取り巻く環境も変化しています。それによって、相談窓口に入る相談も複雑化してきました。 
今回の研修は、外国籍住民からの相談の要素をひとつひとつの「リソース(資源・資質)」として洗い出し、そのリソースからどのようなアクションプランを作成していくか、理論と実践で学ぶという内容でした。
一見、ネガティブなリソースと感じられるものをいかにポジティブなリソースに変化させ、そのリソースを伸ばしていくプラン(解決方法)を探ることができるか。視点を変えるだけでこれまで悩みであったことが、問題解決の糸口になり得ることがわかりました。